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汚れた紙

【大宮 鍼灸】梅雨特有のだるさと自律神経の乱れ。カギは「胃腸」を整えること!?

  • 5月7日
  • 読了時間: 6分

目次


大宮鍼灸だるさ

1. はじめに:立夏を過ぎて近づく梅雨の季節

東洋医学の暦である「二十四節気」では、5月上旬に夏の始まりである「立夏(りっか)」を迎え、下旬には万物が次第に成長する「小満(しょうまん)」へと移り変わります。日中は汗ばむようなさわやかな初夏となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

この心地よい季節のすぐ後には、一年で最も体調を崩しやすい「梅雨」がやってきます。本格的な雨の季節に入り、体調が大きく悪化してしまう前に、東洋医学の知恵を取り入れた「未病(みびょう)ケア」を始めましょう。


2. 梅雨のだるさや自律神経の乱れ、元凶は「湿邪」

梅雨の時期が近づき雨の日が続くようになると、体が重だるい、頭痛がする、食欲がわかない、手足がむくむといった不調に悩まされる方は少なくありません。

東洋医学では、これらの不調の大きな原因は、自然界に溢れる過剰な湿気である「湿邪(しつじゃ)」にあると考えます。日本の梅雨は非常に湿度が高く、体の外側を取り巻く湿気(外湿)が盛んになる気候です。この外からの強い湿気が、私たちの体に直接的な悪影響を及ぼし始め、様々な未病を引き起こすきっかけとなります。

⇒頭痛に関する記事はコチラ


3. 胃腸を弱らせる「内外合邪」のメカニズム

外からの湿気(外湿)が体に影響を及ぼし続けると、今度は私たちの体の内側にも余分な水分や汚れである「内湿」が生じてしまいます。

このように、外側の過剰な湿気と、体内に溜まった余分な水分が結びついて悪影響を及ぼす状態を、東洋医学では「内外合邪(ないがいごうじゃ)」と呼びます。

この状態に陥ると、体の中で消化吸収と水分代謝を担う「脾胃(ひい)」(胃腸)の働きが著しく弱らされてしまいます。脾胃が機能低下を起こすと、生きるためのエネルギー(気・血)を作り出せず、ますます水分の排出が滞るという悪循環に陥ります。これが、重だるさや激しい疲労感、自律神経の乱れを引き起こすメカニズムなのです。

⇒「倦怠感」に関する記事はコチラ


4. 梅雨の影響を受けやすい人の特徴と「過食」のリスク

梅雨の「湿邪」によるダメージは、すべての人に同じように現れるわけではありません。以下のような体質や習慣を持つ方に、特に強く現れる傾向があります。

◎もともと胃腸(脾胃)が弱い体質の方

◎春の間に心身のストレスを抱えた方

東洋医学では、春は肝の気が高ぶりやすく、その影響(木乗土)で胃腸がすでに弱ってしまっているためです。

⇒「春の養生法」に関する記事はコチラ

◎普段から「過食傾向」にある方

食べ過ぎ(過食)は胃腸に大きな負担をかけ、働きを悪化させます。また、過食によって体内に余分な水や脂肪(湿痰)である「内湿」を日常的に溜め込んでいるため、梅雨の「外湿」と結びつきやすく、一気に体調を崩しやすいのです。


大宮鍼灸だるさ

5. 自宅でできる未病ケアと脾胃の養生法

ご自宅でできる梅雨に向けた養生法は、毎日の「食」を見直すことが基本です。

【控えるべきNGな飲食物】

◎過食(食べ過ぎ)は、梅雨時期の胃腸に大きな負担となり倦怠感が出やすくなるため、常に腹八分目を心がけましょう。

◎生もの・冷たい飲食物は胃腸を冷やして動きを悪くし、下痢や体力低下を招くため、飲食後は温かいお茶などを飲みましょう。

◎甘いもの・油濃いものは、体に余分な水や脂肪が生じるため控えめにしてください。

◎もち米類・牛肉・麺類なども湿邪を多く生み出しやすい食材です。特に牛肉は甘味が脾胃に負担をかけることがあり、消化も悪いため食べ過ぎには注意が必要です。

⇒「下痢」に関する記事はコチラ


【おすすめの食材と習慣】

◎紫蘇、梅(梅干し)、生姜、ミョウガなどは香りで食欲を増し、余分な水分を発散させます。

◎ハトムギ、冬瓜、小豆なども利尿作用があり、脾胃の働きを助けるため大変おすすめです。

◎もともと胃腸が弱い方は、散歩などの適度で軽い運動を日課にし、気血の巡りを良くして水分の代謝を促しましょう。

⇒「散歩」に関する記事はコチラ


6. さいたま市大宮区「鍼灸 如水庵」での根本アプローチ

ご自身での養生と合わせて、東洋医学の専門的なケアでしっかりと体質改善を目指したい方は、ぜひ当院にご相談ください。 大宮区大門町にある「鍼灸 如水庵」では、マッサージなどのその場しのぎの対症療法ではなく、不調の根本原因にアプローチします。

当院の最大の特徴は、初診時に最大3時間かけて行う非常に詳細な問診です。患者様の生活習慣や現在の体質、体内のどこに湿気が溜まり脾胃がどう弱っているかをじっくりと伺い、プロの視点から的確に見極めます。

また、当院の施術は、むやみに多くの鍼を打つのではなく、見極めた原因に対して的確なツボのみにアプローチする「少数鍼」を中心に行っております。さらに、鍼の刺激が苦手な方や、小さなお子様などに対しては、体内に深く刺し入れない「刺さない鍼(古代鍼・打鍼)」を使用いたしますので、どなたでも安心して受けていただけます。 痛みや強い刺激が非常に少ない優しい施術で、乱れがちな自律神経や「脾胃」の働きを丁寧に整えていきます。全身の気血の巡りが良くなることで人間が本来持つ回復力が蘇り、梅雨の重だるさや未病に負けない体づくりへと繋がります。


7. まとめ:本格的な梅雨の前に大宮の当院へ

東洋医学において、梅雨になると脾の病は治しがたく悪化しやすいと言われています。そのため、本格的な梅雨が来る前の今の時期から脾胃を立て直しておく「未病ケア」が非常に大切です。

大宮駅周辺をご利用の方で、だるさや自律神経の乱れ、長引く胃もたれにお悩みの方は、一人で抱え込まずにぜひ「鍼灸 如水庵」へお越しください。根本からの体質改善を真剣に目指す方は、ぜひ当院のホームページトップをご覧ください。ご予約・ご相談も承っております。

大宮鍼灸だるさ

8. お問い合わせ・アクセス

 お身体の不調に関するご質問は、お気軽にお問い合わせください。

JR大宮駅東口(北)・東武アーバンパークライン大宮駅改札口より徒歩7分


9.参考文献

  • 『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』著者:小金井信宏 (東洋学術出版)

  • 『鍼灸臨床能力 北辰会方式実践編』編著:一般社団法人北辰会学術部 (緑書房)

  • 『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

  • 『臓腑経絡学』著:藤本蓮風、奥村裕一、油谷直 (アルテミシア)

  • 『症状による中医診断と治療 上巻』著:神戸中医学研究会、趙金鐸(燎原)

  • 『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房)

  • 『四季の健康法』 主編:橋本浩一 (Independently published)


10.外部リンク


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この記事は、『鍼灸如水庵』の[齋藤篤司]が執筆しました。

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