大宮で肩こり解消なら|原因別の東洋医学タイプ診断と専門鍼灸による根本改善ガイド
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目次
大宮駅周辺で働くデスクワーカーから、長年慢性的な痛みを抱えるシニア世代まで、多くの方が悩む「肩こり」。マッサージに行ってもその場凌ぎで終わってしまうのは、本当の原因にアプローチできていないからかもしれません。
肩こりは、日本社会において極めて普遍的な自覚症状であり、その背景には現代的な生活習慣からくる解剖学的ストレスのみならず、複雑な自律神経系の変容、さらには東洋医学的な臓腑経絡の失調が多層的に関与しています。
本記事では、西洋医学における最新の生理学的発症メカニズムと、中国および日本における医学古典に基づいた東洋医学的病理を統合。大宮で肩こりに悩む方々が、一時的な緩和ではなく「根本改善」を手にするための臨床的対応策について、専門的な視点から詳細に解説します。

1. 西洋医学的視点における肩こりの発生メカニズム
西洋医学において肩こりは、主に頚部から肩甲帯に位置する筋肉の持続的緊張と、それに伴う循環障害の悪循環として定義されます。なぜ肩こりは一度なると治りにくいのか、その正体は体の中で起きている負の連鎖(虚血性サイクル)にあります。
筋肉のつかみっぱなしが血管を潰す
デスクワークやスマホ操作で姿勢が固まると、頭を支える僧帽筋などの筋肉は、いわばずっと重い荷物を持たされている状態になります。筋肉がギュッと硬く収縮し続けると、筋肉の中を通っている細い血管が物理的に押し潰されてしまいます。
酸素不足とゴミの蓄積
血管が潰されると、新鮮な酸素や栄養が届かなくなる虚血(きょけつ)という状態に陥ります。酸素が足りなくなった筋肉は、苦肉の策として酸素を使わない不完全な燃焼でエネルギーを作ろうとします。すると、筋肉の中に乳酸やピルビン酸といった代謝の燃えカスがどんどん溜まっていきます。
痛み物質の発生と悪循環の完成
血流が悪く燃えカスが溜まった場所では、細胞がダメージを受け、ブラジキニンやP物質といった発痛物質が放出されます。これらが知覚神経を刺激し、脳に「痛み」や「こり」の信号を送ります。脳がこれを受け取ると、体は自分を守ろうとして交感神経を興奮させ、血管をさらに収縮させます。これが、筋緊張が虚血を呼び、痛みがさらなる筋緊張を招くという、慢性的な肩こりの正体です。

2. 東洋医学的視点における肩こりの概念と病理
東洋医学において肩こりは、単一の局所症状ではなく、全身の気・血・津液の巡りと、それらを司る臓腑の機能バランスの結果として捉えられます。その本質は「渋滞」と「栄養不足」の二点に集約されます。
東洋医学病理の本質:不通則痛と不栄則痛
通じざれば則ち痛む(不通則痛):巡りが滞ることで生まれる痛み。ストレスや寒さ、血行不良による「渋滞」の状態。
栄わざれば則ち痛む(不栄則痛):栄養(気血)が足りないことで生まれる痛み。加齢や過労による「枯渇」の状態。
3. 【全8タイプ】詳細な弁証分類と治則治法
東洋医学の診断に基づき、肩こりをその発生原因によって八つの型に分類します。
① 風寒邪(ふうかんじゃ)
病態:寒冷刺激によって筋肉や血管が急激に収縮し、体表の経絡の流れが凍りついたように滞ってしまう状態。
随伴症状:首筋から肩にかけての引きつるような痛み。温めると緩和し、冷えると著しく悪化する。
治則治法:温経散寒(冷えを取り除き、経絡を温めて巡りを良くする)
② 肝鬱気滞(かんうきたい)
病態:精神的な緊張やストレスにより自律神経の調節機能が乱れ、体内エネルギー(気)の流れが渋滞してパンパンに張った状態。
随伴症状:張ったような痛み。情緒不安定やイライラで増悪する。
治則治法:疏肝理気(滞った気の流れをスムーズに解きほぐす)
③ 肝陽上亢(かんようじょうこう)
病態:肝の熱が制御を失い、昂ぶったエネルギーが頭や肩へ激しく突き上げている状態。
随伴症状:肩こりに加え、激しい頭痛、めまい、顔面紅潮。
治則治法:平肝潜陽(突き上げた過剰なエネルギーを鎮め、下に引き下ろす)
④ 気滞血瘀(きたいけつお)
病態:血行障害が固定化し、ドロドロの血液(瘀血)が局所に居座って物理的に巡りを阻害している状態。
随伴症状:刺すような鋭い痛みがあり、場所が固定している。
治則治法:活血化瘀(古い血を流し、血行を根本から改善する)
⑤ 痰湿(たんしつ)
病態:水分代謝の不良により余分な水分が粘り気のある老廃物となり、それが重石のように巡りを阻害している状態。
随伴症状:重石が乗ったような重だるさ。雨の日や湿度が高い日に悪化する。
治則治法:化痰利湿(体内に溜まった余分な水分と老廃物を取り除く)
⑥ 肝血虚(かんけっきょ)
病態:筋肉を潤す血液(栄養)が不足し、組織がカラカラに乾いて柔軟性を失い、引きつりやすくなっている状態。
随伴症状:鈍い痛みや筋肉の引きつり。目の疲れや爪の脆さを伴いやすい。
治則治法:養血柔筋(血を補い、筋肉に潤いとしなやかさを取り戻させる)
⑦ 気血両虚(きけつりょうきょ)
病態:慢性的な疲労などでエネルギーも栄養も底をつき、身体を支える支持力さえ失われて筋肉が虚脱した状態。
随伴症状:力が入らない重だるさ。疲れると悪化する。
治則治法:益気養血(不足した気と血を補い、身体の土台を立て直す)
⑧ 腎虚(じんきょ)
病態:生命力の源(腎)が衰え、骨格の支持力が低下して姿勢を支えきれず、肩に過度な負担が集中している状態。
随伴症状:慢性的で根強い凝り。腰痛、耳鳴り、下半身の冷えを伴うことが多い。
治則治法:補腎充髄(生命の源を補い、深い部分から活力を満たす)
4. 大宮の東洋医学専門鍼灸が選ばれる理由
当院が追求するのは西洋医学的な対症療法ではなく、全身の調和を目的とした「東洋医学専門」のアプローチです。
局所を揉まずに、根源を整える
肩こりという一つの症状に対し、上記八つの病態から一人ひとりの状態を精査します。「なぜあなたの肩は凝り続けているのか」という問いに対し、内臓機能(臓腑)のバランスから答えを導き出すため、その場限りのスッキリ感ではなく、再発しにくい体質への変容をサポートできるのが東洋医学専門鍼灸の強みです。

5. 結び:一生モノの体質改善をサポートする「鍼灸如水庵」の願い
鍼灸如水庵が提案する「肩の荷を下ろす」治療
マッサージや整体、あるいは痛みがある場所に何本も鍼を打つだけの治療。もしそれで改善が見られないなら、原因は「肩」そのものではないかもしれません。当院が向き合うのは、肩こりという症状ではなく、その背景にある「あなたという人間」の人生です。古典の知恵に基づき、あなたの体が発しているSOSを正しく読み解いていきます。
なぜ、初診に3時間もかけるのか
如水庵の初診は、最大3時間という時間を頂戴します。そのうち1時間以上は、あなたの人生を伺うための対話です。今の痛みだけでなく、睡眠、食事、排泄、さらには感情の揺れまで、ひとつひとつ丁寧に紐解きます。 「なぜ、この痛みが出ているのか」 その真実を特定するために、私たちは東洋医学独自の「四診」を徹底し、表面的な診断名に左右されない、あなただけの根本原因を見つけ出します。
「たった1本の鍼」で整える、という選択
3時間の診察を経て、私たちが導き出す答えは極めてシンプルです。如水庵の施術では、基本的にはたった1本の鍼で体全体の気血を整えます。何十本も打って刺激を与えるのではなく、原因の根源を捉えた「正確な1本」によって、滞ったエネルギーを流し、不足した栄養を補います。この一手が、しなやかな体を取り戻すきっかけとなります。
痛みを手放し、環境に左右されない体へ
如水庵の目的は、単に肩の痛みを取ることではありません。治療を続けるうちに、頭痛、目の疲れ、不眠、慢性的な疲労感までもが癒えていく。それは、あなた本来の自然治癒力が引き出され、五臓六腑のバランスが整い始めた証拠です。
施術室を出た後の過ごし方こそが、本当の体質改善の始まりです。3時間の対話から導き出した「あなた専用の養生法」を具体的にお伝えし、大宮の地で、あなたの身体が本来ののびやかさを取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。

6. お問い合わせ・アクセス
お身体の不調に関するご質問は、お気軽にお問い合わせください。
鍼灸如水庵(しんきゅうじょすいあん)
電話番号:048-780-2617
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住所:埼玉県さいたま市大宮区大門町3丁目150-1 カーサソラール大門302
JR大宮駅東口(北)・東武アーバンパークライン大宮駅改札口より徒歩7分
7. 参考文献
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』著者:小金井信宏 (東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式実践編』編著:一般社団法人北辰会学術部 (緑書房)
『南山堂医学大辞典』株式会社南山堂 (南山堂)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『臓腑経絡学』著:藤本蓮風、奥村裕一、油谷直 (アルテミシア)
『症状による中医診断と治療 上巻』著:神戸中医学研究会、趙金鐸(燎原)





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